歴史は繰り返すって言うけど、名古屋市の減税に江戸時代と一緒!と思ってしまいました。
元禄バブルがはじけて現在と同じようにデフレ不況に陥っていたんですが、そこで吉宗が質素倹約を推し進めて更に景気を悪化させているんですよ。現在と一緒ですよね(苦笑)そして幕府に反発して財政出動をしたのが名古屋です。結果、全国的に不景気にあえぐ中、名古屋だけ景気がよかったんですが、幕府によって処罰され名古屋の景気も悪くなった、と。
名古屋の減税はソレを呼び水に企業誘致しないとダメですけどね。
で、リカードの比較優位論ですよ。
正直、ギリシャの経済モデルは日本人には理解出来ないと思うんだ。産業を育てるわけでもなくほとんどが公務員。しかもユーロ導入により安くドイツ製品が入ってきては買い漁ったり、ドイツやフランスからの借金でインフラ整備をするでもなくお金をばらまいていたりしたわけですよ。
でも、それでもなんとなーくうまくいっていたのは通常経済時にはやっぱりリカードの比較優位論が成立するからなんだな…と。
簡単に言うと作業効率のいいもの同士を貿易によって交換した方がwin-winの関係を築けるって理論です。
バブルがはじけた後だと失業率を輸出することになるのでlose-loseの関係になってしまいます。現状でTPPがいかに馬鹿な話かってことですね。
リカードの比較優位論は数学の問題なので興味のある方はどうぞー。
木下栄蔵先生の本とか面白いと思います。

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