去年の10月~11月くらいのらくがきをサイトにアップしました。こんなのも描いたよね…って懐かしく思います。
日本のGDPの6割は個人消費です。対して純輸出(輸出-輸入)は1~2%です。
残りは政府支出、民間設備投資などです。民間設備投資は新しい工場を建てたり新しい機械を買ったりってお金です。不景気になるとまずここが減ります。その分まるっとGDPが減るので、政府支出で例えば耐震設備を増やしたりしてGDPを支えるのが普通です。っていうか麻生政権ではそのような政策をとっていました。
逆のことをしていていて失業率を悪化させているのが民主党政権ですね。(麻生政権の遺産で食いつないでいましたが)
はい、その6割の個人消費、増税したらどうなります?
現在はデフレですよ。給与も上がりません。
1997年の消費税増税では消費は落ち込み、増税前より税収入は落ち込みました。
それを今またやるのか?って話ですよ。
一度目はともかく二度目はバカでしょう。
復興には円を刷れば良いんですよ。なぜなら今はデフレ(需要<供給)だから。デフレ対策は量的緩和、つまりお金を刷ることなんです。もちろんお金を刷るだけでは意味がなく財政出動(公共工事など)とセットにしなくてはなりません。お金を刷るだけでは意味がなくお金を動かして初めて意味があるんです。
今は支出先がたくさんあるんだからお金を刷って、国債を発行して被災地にお金を回してあげるのが一番です。景気が良くなれば税収入は増えるんですから借金は自然と減ります。
そして過度のインフレ(需要>供給)になったら消費を抑える為に増税をする。
順番はこうです。
経済は欲に駆られなければ簡単な話なんですよ。

PR