飼っている犬のカットはトリマーさんに結構お任せになっているんですが、他にどんなカットがあるのかなーと本を見ると未だに「……これ可愛いのかな?」と思ってしまう。
戸部民夫「神社のルーツ 血統から探る「神様ネットワーク」」
関裕二「古代史謎めぐりの旅」
高田崇史「毒草師 パンドラの鳥籠」
上二つはたまたま今月の図書館展示が神社関連だったので借りたんですけど、小説の「毒草師」とも関連があってなかなかに良いチョイスだったなぁ、と。「毒草師」は浦島太郎の謎。武内宿禰、神功皇后、蘇我氏。
「神社のルーツ」は祭神毎に神社を分類してるもの。あーイザナギや大国主命を幽閉(幽冥))って書いてあるよ…。陽成院の歌が筑波だったのはイザナギ、イザナミの夫婦神を祀ってあるからだったんだなー、でもイザナギ、イザナミっていうとケンカ別れのイメージが強いので夫婦円満って感じしないんだよなー…とか。一般には国生み神話のがメジャーなのかな?
コノハナノサクヤ姫が富士山なのに浅間神社で浅間山がイワナガ姫なのはなんでなのかなーと思ってたけど、比定されたのが比較的最近で霊峰富士には美しいコノハナノサクヤ姫(桜の語源って説有り)を、ってあたりがなんとも。
荻原規子「空色勾玉」は貴船だったんだなぁとか。あれ?書いてあったっけ?
しかし、もともとの神徳に加えて神仏習合や本地垂迹説を経てわりと何でも有りっちゃ有りになってるのが日本らしいなーと。明治政府の神仏分離令のあと祭神を元に戻している神社とか内心ムカついてたんだろうなぁと苦笑してしまった。混ざっちゃってるものを分けろって言われててもねぇ。

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